社会の異常現象!

星空紅愛遊佐

2013年10月04日 12:36

自然の異常現象はよく耳にいたしましたが、最近は、人間社会の異常が多くみられます。自然は温暖化がもたらしたことが原因に挙げられていますが、人間社会の異常は、何が原因として挙げられるのか私なりに考えてみました。まず、核家族化、就職難等が思い浮かびましたが、そんな単純な理由ではないような気もします。私達の幼いころは、おじぃいちゃん・おばちゃんが近くに居て、日常生活の中で社会常識等を自然に教えてもらっていたような気がします。コミュニケーションも多く、物も殆どなく貧乏だったが楽しいことばかりでした。だが、現代は、全然違う、物は豊富にあり、幼い頃からテレビやゲーム機なども普通の常識などのように誰もが持っているような環境で、両親が仕事へ出かけたら、IT機器に囲まれた変な自由、野山を駆け巡る光景がほとんど見られず、少子化だといわれていることとは違うように思います。親も「叱る」という言葉を忘れて「怒って」ばかりいて、それが虐待に繋がっているようにも思えます。昔のように叱って物事を教えるのではなく、怒って、感情だけで子供を殴っているような気がします。その殴られて育ってきた子供達が、同じように成人し、同様に子供達を感情だけで殴り育てて、今に至ってきているようにも思えます。私達が学生の頃は、体罰は毎日のようにありましたが、先生が何故体罰をしたのか?しっかりと説明をして聞かせ反省させて、それでも言う事を聞かない生徒へは、家庭訪問まで行っていました。だから怪我をさせるようなことはありませんでした。部活については、変な伝統があり、ほぼ毎日のように殴られたりということは、ありましたが、先輩方も、休部や廃部になるようなことはせず、顔面だけは殴りませんでした。だから、現代っ子は、体罰を加えたら、即、PTAが飛び出してくるようになってから、長年かけて正しいしつけの出来ない先生方が増え、痛みを知らない先生方が体罰を行い、大怪我をさせてしまう結果に繋がっているように私は感じています。それが、社会人となり、事件・事故などを引き起こす要因の一つとなり、コミュニケーション(説明不足)不足が社会の異常現象の引き金となっているものと思っています。学問だけに重点を置くのではなく、もう少し人間らしい心のある道徳心を養う授業が私は必要だと思います。

関連記事